リフォームの専門店は
全国でも珍しい

新潟大学 法学部 法学科 卒
秋田県 湯沢町 出身
2001年入社
企画営業/リフォーム 新潟ブロック 青山スタジオ​

M.タカハシ

<ワタナベ>
――タカハシさん、よろしくお願いします

<タカハシ>
宜しくお願いします。

入社の決め手は将来性

<ワタナベ>
――タカハシさんは大手住宅設備メーカーから転職されたと伺いましたが、なぜKUBIKIへの入社を決めたのでしょうか?

<タカハシ>
入社の決め手は、将来性ですね。
「前職の時にKUBIKIと仕事をしたこともあり、当社のことはよく知っていました。
2001年に入社したのですが、当時、リフォームという業界の中でも新しい市場で、いち早く活動して、高いシェアを持っていました。
その中でまだまだこれから、伸びていく可能性を感じて入社を決めました。

<ワタナベ>
――では入社をしてみて、実際のお仕事と、その将来性という点で、いかがですか?

<タカハシ>
まずは私の仕事の話ですが、

私は入社からずっと、リフォームの営業(企画営業)をしています。
簡単に言うと、お客様と相談しプランを考えながら、提案して営業をすることが仕事ですね。
当社の言うリフォームとは「ライフスタイルリフォーム」のことで、ただの修繕や機器入替ではなく、お客様のこれまでの住まい方をお聞きし、これからの暮らしを一緒に作っています。
“暮らし方(ライフスタイル)”は、お客様の年代や家族構成の変化によって、変化していくものだと思います。
その一人ひとりの暮らし方に合わせたリフォームのご提案をするためには、建築に関すること以外にも、さまざまな幅広い知識が必要です。その上でお客様のご要望を実現するお手伝いをしています。
そのようなことから、リフォームというのは私たちにとっても、お客様にとっても、終わりのない、変化が求められる内容でもあります。
そう考えると、市場の好況・不況の影響を受けにくい仕事と考えるようになりました。ビジネスとしても、まだまだ伸びていく可能性がありますね。

<ワタナベ>
――なるほど!

KUBIKIは他に類を見ない会社

<タカハシ>
当社は、チームリフォーム体制をとっています。アクト(KUBIKIのリフォーム部門)には、各分野のスペシャリストが集まっていて、営業・設計・施工管理がひとつのチームとなり、専門家によるチーム体制でライフスタイルのご提案をしています。
複数人で一組のお客様を担当していますので、例えば、私がお休みの日(※)に担当しているお客様からご連絡を頂いても、出勤しているチーム社員により、すぐに対応が可能となります。
そのために、一件一件のお客様の情報をチームはもちろん社内で共有しています。
お陰で私も安心して休日を楽しむことが出来て、社員にとっても有難い体制ですね。

<ワタナベ>
――そうですね。安心して休めるので有難いです。

<タカハシ>
はい。
先ほど、私が入社した2001年ころは住宅リフォームは新しい市場だということをお話しましたが、
実は、当社のような「リフォーム専門店」というのは、20年経った今も全国的に珍しい会社なんです。つまり、他に類を見ない会社なんですよね。

「BtoB」と「BtoC」の仕事スタイルの違いに苦労しました。

<ワタナベ>
――何か、仕事で苦労をされたことはありますか?

<タカハシ>
私は転職して現在の仕事をしております。先ほどもありましたが、以前は住宅設備メーカーでBtoBの仕事をしていました。

<ワタナベ>
――はい、以前の職場では、全国一の営業マンになったと伺っています。凄いです!!

<タカハシ>
そうですね。
それが、当社へ入社して、BtoCのスタイルになった時に、対応に苦労しました。実は、営業として実績が上がるまでに5年かかりました(笑)。

 

<ワタナベ>
――5年!そうだったんですね!多岐にわたって日々勉強をされている姿を見ているので、全く知りませんでした。 

<タカハシ>
はい(笑)素直にアドバイスを聞く柔軟さが足りなかったのだと感じていますね。

<ワタナベ>
――BtoBとBtoCでは営業スタイルが違うんですね。詳しく聞かせてもらってよろしいでしょうか?

<タカハシ>
以前の仕事の場合は、BtoBという仕事の特性かと思いますが、会社の名前である程度受け入れてもらえる、またはルートセールスの側面が大きく、いかにコストを抑えるかが、自社製品を採用してもらうためのポイントだ、というふうに考え方が偏っていたのではないかと思います。
しかし、弊社のようなBtoCの場合、一般のユーザー様が購入を決定する際の決め手は、コストだけではありません。いかに楽しみが持てるか、極端に言うと、担当者のことや商談自体が楽しいかなど、感情で判断することが大きく影響するということを理解していませんでしたね。
前職で、ある程度営業の実績を上げてきたというプライドもあり、他の人のアドバイスを受け入れるより自分でできるという思い上がりがありました。営業の経験なら、周りのスタッフよりも自分のほうがある・・・という考えが自分の行動を止めていたんだなと思います。

<ワタナベ>
――それでも仕事を続けられていたのはなぜですか?

<タカハシ>
営業という仕事が好きだったので、仕事ができるようになりたい、という思いが一番です。
そして何より、成績が上がらないながらも、一生懸命がんばろうと取り組んでいて、それを会社のみんなが諦めずに見て、ときには叱咤激励してもらっていました。そういう、当社の懐の深さに助けていただきました。なんとか恩返ししたい、とも考えていましたね。

 

<ワタナベ>
――私も、先輩方や上司、社長がいつも見て下さって、私の特性を見出して活かして下さっているのを実感しています。

では、そんな中、どのようにして実績を上げられるようになったのでしょうか?

誰彼かまわずアドバイスを聞く

<タカハシ>
自分より年下の、経験が少ないスタッフが営業実績を上げているのを見て、ある時恥を忍んで聞いてみました。すると、そのスタッフは、わからないことややり方などを、頻繁に周りの人に聞いていると教えてくれました。その姿勢を見てなるほどな・・・と思ったことがきっかけです。自分の力というより、人の力を借りて仕事を進めていました。それから誰彼かまわずアドバイスを聞こうと思いました。アドバイス通りすると、以前とは違い少しずつ成績が上がってきました。今思うとずいぶん遠回りをしたと思います(笑)

 

<ワタナベ>
――このお話、私も今すぐ実行できそうです!!
それでは、何か夢はありますか?プライベートでも、仕事でもかまいません。

<タカハシ>
仕事での夢は多くの営業マンを育てられるようになることですね。
営業の仕事は、とても奥が深くて楽しいものだと思っています。“これで終わり”という完成された形があるわけでもなく、経験だけがものを言うことでもありません。入社して間もない人でも実績をあげられる人もいます。
頑張った結果がダイレクトに反映されるという成果を感じられることもやりがいです。そして、営業が仕事を取ってこないと会社はまわりません。そういう意味でも第一線で働く営業マンはやりがいのある仕事です。

<ワタナベ>
――では、最後に就職活動中の学生さんへメッセージをお願いします。

<タカハシ>
多くの会社の中から、自分にあった会社を見つけることが大切だと思います。
会社の規模や名前だけでは、本質は分かりにくいので、いろいろな形で接してみることをお勧めします。
そして、自分の将来をかけて仕事ができる会社を見つけられたら、とても幸せなことだと思います。

<ワタナベ>
――ありがとうございました。


※リフォーム部門は、水曜日・木曜日が休みの社員と、土曜日・日曜日が休みの社員で構成されています。

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裏千家の茶道を習っています。
お点前の稽古中。
趣味の自転車、やすらぎ堤でひとやすみ。