イメージを形にして、後世に残す!

上越教育大学 大学院 卒
山形県 鶴岡市 出身
1996年入社
土木施工管理

ナカジマ

<ワタナベ>
――ナカジマさん、よろしくお願いします。

<ナカジマ>
宜しくお願いします。

きっかけは大学院の後輩に紹介されたアルバイトでした。

<ワタナベ>
――ナカジマさんはもともと大学院に通いながら、彫刻をしていたとのことでしたが、KUBIKIとの出会いはどのようなものだったんでしょうか?

<ナカジマ>
最初のきっかけは、大学院の後輩に紹介された夏休み限定のアルバイトでした。
その時に、現場を巡回していた社長から「余裕があるならこの後も週何日か来れないか」と声を掛けていただき、
週2~3日のシフトでアルバイトをするようになったんです。
大学院を卒業した後も、彫刻はなんとしてもやりたいという想いがあって、制作場所を探していた時に、
当社の社長から使っていない倉庫を貸していただき、KUBIKIのアルバイトと彫刻の2軸で生活していました。

<ワタナベ>
――彫刻では県展賞を何度も受賞され無鑑査(※審査・鑑査なしで出品が可能)になっていると聞いて、驚きました。
アルバイトから社員になったのはいつ頃ですか?

<ナカジマ>
10年前くらいですかね。
もともと彫刻がやりたかったので、社員になる気はなかったんですが、
2級土木施工管理技士の資格を取ったところ、社長にとても喜んでいただいたんです。
そして「社員にならないか?」とお声がけいただき、
「求められるならやってやろうじゃないか!」と奮起して、社員になる道を選びました。

専門用語が全くわからず、苦労しました。

<ワタナベ>
――全く異分野からの入社ですが、苦労されたことも多かったんじゃないですか?

<ナカジマ>
そうですね。入社当初は専門用語が全くわからず、苦労しました…。
例えば現場で「タンカン取ってきて」と言われて、
短い管と書くのかと勘違いして「短いのありませんけど」
と言ったこともありました(笑)。単管と書くんですよね(笑)。

<ワタナベ>
――特に現場だと、専門用語をさらに省略して呼ぶこともありますもんね。
ナカジマさんは今、1級土木施工管理技士の資格を取得されていますが、どのように勉強されたんですか?

<ナカジマ>
資格取得は本当に大変でしたね…。
図面の見方も、設計書の見方も全くわからない状態でしたから、参考書を読んでもなにがなんだか…(笑)。
だから、KUBIKIの先輩に質問して、具体例を交えた話で説明していただきながら、最初は教えてもらいました。
2級土木施工管理技士は1回で合格しましたが、1級土木施工管理技士は3回も試験を受けたんです(笑)。

<ワタナベ>
――コツコツ勉強を重ねたんですね。なんだか彫刻と似ている感じがしますね。

<ナカジマ>
そうですね。だからとても楽しく、やりがいを持って働けています。
別のインタビューでもお話したのですが(→こちらの記事をご覧ください)、
設計書・図面で書き表せない部分を、実際に使う地域住民の方々にとって便利がいいように施工するところに面白さを感じますね。

<ワタナベ>
――ナカジマさん、ありがとうございました。

私のオフショット

令和になる前、
昭和駅(神奈川)から平成駅(熊本)まで
旅してみました。
日本全国で開催される美術展へよく行きます。
古典から近代現代アート、
時にはマンガ企画展まで中身は様々です。